俺のギター部屋ブログ
ギター初心者のための「F」の攻略法(2)
ギターはむずかしいと悩む初心者の方は多いと思いますが、その大半は「Fが鳴らないこと」にではなく「次のコードに素早くチェンジ出来ずリズムが止まってしまう事」に悩むのだと思います。
ギターのコードチェンジは以下の3つの動作の繰り返しです。
(1)コードフォームを離す
(2)次のコードフォームを空中で作る
(3)コードを押える
多くのギター初心者にとって「F」は簡単にできないコードの代名詞のような存在なので、(ギターが上手く弾けない)=(Fが押えられない)といった言い方をされますが、実は(ギターが上手く弾けない)=(Fを含めたほとんどのコードチェンジが素早く出来ない)ということがギターを上手に弾きこなせない人共通のウィークポイントではないでしょうか。
ギターコードはどれも押える指がばらばらで、押える場所もちがうので、誰もが難しいと思って当然ですよね。
でも初心者の方が学ぶコードの形には実は二通りのポイントしかありません。
それは「中指と薬指」の位置関係で、その2本の指が「斜め」か「横」か、どちらに並ぶかの違いだけなのです。
ここで言う「斜め」のコードには[C][G][D][Dm]など、「横」には[A][Am][E][Em]などがあります。
ちなみに「F」は中指と薬指が「斜め」に並ぶパターンです。
コードチェンジ(2)の動作で、あらかじめ空中で中指と薬指を「斜め」に形作っておけば、リズムを止めることなく「F」が押えやすくなります。
◎コードを押えるときの中指と薬指の位置に着目すれば、空中でフォームを作るときの指の選択肢は2つ(斜めか横)しかないことに気づきます。